サムライチャンプルー #11 堕落天使

脚本:高木聖子 演出:山本沙代 絵コンテ:山本沙代 作画監督:中井準
前置き。
おもしろかった回を見た後は、アニメ雑誌の番組表のスタッフ欄に赤丸を付けていたりします(作監とか演出家に)。で、今回のチャンプルーは非常におもしろかったわけで、当然のように演出・コンテ欄に赤丸チェック。そして、以前にも担当した回があるかな〜?と、先月分を見ると赤丸が。「#5 馬耳東風」(浮世絵の話)、今回と同じく山本沙代さんが演出・コンテを担当した回です。やったー!ヽ(´ー`)ノ
とは言っても、どういう風におもしろかったと説明できる程、肥えた目を持っているわけでもなく、語彙力もないので、個々に挙げるしかありません。ラスト、船上で紫乃がジンに駈け寄るが寸での所で届かず、そのまま船はスライドアウト。ドキッとしました。ハッと目が覚めるようなシーン。こんなの見たことありません。続いて、追っ手の三人組が笠を放り投げている間にジンに斬られるシーン。格好つけて、空中の笠を映すことなく、迫力をつけようと寄りの絵もなく、引きの1カットのみ。渋いです、COOL!とか言っちゃいそうです。あと、#5でもモモンガの行動がおかしかったけど、今回のカブトムシもいい味出てました。小動物を絡ませるのが、うまいみたいです。
とにかく山本沙代さんの名前はインプットされたので、これからも注目していきたいです。

追記

こちら、「ちゃるめらダイアリー2」(http://d.hatena.ne.jp/JorujiF/20040731trackback)を読んで思い出しました。上で「“怒”は在りませんでした」とか書いたけど、そう言えばありました。
>邪魔だ! ライブ中継! ヒポユリうつせ、ヒポユリを!
そう、そう(笑 確かに「えーい、ユーリの出番はまだか?ヽ(`Д´)ノ」って、イラついてました。

マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第16話 星の迷宮ラビリンス

脚本:早川正 演出:石倉賢一 絵コンテ:鈴木敏明 作画監督西尾公伯
ぴちぴちピッチの良心を見たような回。
ダークラヴァーズ、今回限りの復活も嬉しかったですが、何よりユーリ。ヒッポ×ユーリのことを忘れずにいてくれたことが嬉しいです。最後の別れの場面では、音楽の効果もあってか少し目頭が熱くなったりして…… スタッフさん、ありがとう。欲を言えばもう1エピソード程ヒッポ×ユーリの話を見たいけど、今回で終わっても文句は言いません。
あと今回は、作画にお遊びと言うか小ネタがいっぱいでした。
ニヤニヤしたり、喜んだり、ホロッとさせられたりと、1本で喜怒哀楽を味わえた(いや“怒”は在りませんでしたけど)素晴らしい話でした。

B-伝説!バトルビーダマン 第30話 呪われた炎

脚本:川崎ヒロユキ 演出:橋本みつお 絵コンテ:橋本みつお 作画監督:丹羽恭利
炎呪の過去話。
とりあえず、最近「前回のおさらいニャ」の部分は楽屋落ちになってるな〜と思ってみたり。
友の裏切りや自分の境遇への恨みなど、オーソドックスな話ながらよく書けていた話でした。
炎呪の父ちゃん渋くてカッコイイ! けど一人だけ石川賢の漫画から飛び出たような風貌。幼炎呪も顔や表情がどこかで見たことあるな〜と思ったら「からくりサーカス」のマサルっぽかったり。途中、なにやら湿っぽいBGMが……なんか森田童子チックと。
邪推が過ぎましたが、実際はそんなことを払拭するくらい物語に引き込まれて見ていました。
監督が1話以来の演出・コンテを担当したことから見ても、重要なエピソードだったのが伺えました。

アニメージュ2004年8月号

  • 新番組特集
  • 恋風
    • 版権イラストピンナップ、インタビュー、設定資料と、終了したのにフォローしてくれるのが嬉しい。岸田さんの版権イラは、相変わらず生身の臭いがしてイヤらしいし(笑、設定資料の七夏の豊富な量に驚かされます。
  • 番組表
    • 「ワンピース」199話(7/18)に細田守ですよ。何を見せてくれるのでしょうか?
    • 鉄人28号」17話(7/28)の作監湖川友謙になってます。久しぶりに見る名前です。でも実際放送したら“花畑まう”だったりして(笑 この番組表、結構フライングしちゃうんですよね(^_^;)
  • 付録
    • だからクリアホルダーは、もう要らないって言っているのに……

B-伝説!バトルビーダマン 第27話 勝ちぬけ!驚異の高層バトル!

脚本:長谷川勝己 演出:小高義規・平尾みほ 絵コンテ:小高義規 作画監督長森佳容
待ちに待った長森佳容作監。麗しい絵が心に染みます。
そして、国内原画というのがミソ。これが海外原画になるとタメゴローが動きません(笑
タクシーからぞろぞろと7人も降りてくるのはプラクティカル・ジョーク。さらにそのタクシーがバック・トゥ・ザ・フューチャーのように飛び立っていくという。そしてリエナちゃんが高台に登場すると、その後ろで戦隊物決めポーズよろしくの煙幕爆破。……もう、こういう小ネタがバカバカしくて楽しく、おもしろくてたまりません。
前半で上記のようなお遊びを展開させ、後半で熱いバトル。満足いく一本でした。
…しかし、日記書かな過ぎだな自分(´・ω・`)

B-伝説!バトルビーダマン 第23話 氷のようなアイツ

脚本:長谷川勝己・呉廷恩 演出:金鎮九(福田貴之) 絵コンテ:閔庚照(奥田誠治) 作画監督:李荽女正(正しくは女偏+正で一文字)
むっ、シャープな絵柄、キリッとしています。男前という表現が正しいような。
見たことない絵柄だと思ったら、やはり初作監の方でした。李荽女正さん。
正直、キャラデザに名を連ね、作監を何回も務めている方承辰さんよりいい絵なのでは……と、結論付けそうになりましたが少し気になる点が。今回、活躍するキャラは丁寧に描かれていますが、それ以外が結構いいかげんでした。特にママンとかは。
うーん、やはり全体を通して監修し統一させるのが作監業ですよね。それが出来れば長森さんに続く作監として認められそうなので、がんばって欲しいものです。
しかし、この方の描くツバメきゅんはいい表情をします。
内容の方はと言うと、大輪親子にときめかされっぱなしのツバメきゅんでした。あとリエナタン早く正気に戻ってよ。