遊戯王デュエルモンスターズ 第205話 青い瞳のキサラ

脚本:吉田伸 演出:鶴田寛 絵コンテ:中村憲由 作画監督:原憲一
いい作画でした。
ちと御無沙汰の原憲一作監でしたが、こんなに耽美で頭身高かったかな? と。乳は相変わらず大きかったですが(^_^;)
遊戯が振り返る所で2コマ作画だったり、少年セトが走り出すところはOPチックな凝ったレイアウトだったり、アクナディンもタダでは転げ落ちないし、ディアバウンドの放つビームのエフェクトも見たことない物だったり。なんか全体的に作画レベルが上がった感じがしました。
でも、もしかしたらコンテを切った中村憲由さんの力もあるかもしれません。過去2回の担当回を思い出すと、作画が通常の1.5倍位、良い様に感じ取られましたから。それにしても止め絵好きです、必ず挿入されます。そして城之内と本田が完全にギャグ要員に。二人がシンクロして動くシーンはバカバカしくも楽しかったです。
ブルー・アイズ出現の音楽は既出の物だったのかな? 結構いい曲でした。
キサラ役の中川里江さんは正直よく知りませんが、イメージ通りの声で一安心。で、ボバサに水島裕氏と…(つ∀`)
アニメオリジナル要素がおもしろくなってきた遊戯王。今までこの作品には、いなかったタイプのキャラ、キサラたんに夢中です。もっと、もっと出番を(笑

アニメージュ2004年6月号

  • 第26回アニメグランプリ結果発表
    • 【作品部門】1位「ハガレン」(4545票)、2位「種」(2745票)、3位「バッカーズ」(627票)……っていうかハガレンが、作品・サブタイ・男性キャラ・女性キャラ・アニソンと全部門制覇なんですけどね。
    • 【サブタイ部門】各作品の合計投票数は「ハガレン」(計4170票)、「種」(2599票)、「バッカーズ」(569票)と順当な数字。
    • 【男性キャラ部門】各作品の合計投票数は「ハガレンキャラ」(計4872票)、「種キャラ」(計2437票)、「バッカーズキャラ」(計702票)と作品部門に直結する数。
    • 【女性キャラ部門】ここはバラけますね。だから作品部門票数より上回っているキャラ達もたくさんいます。例、カレイドキャラ(287>135票)、キノの旅キャラ(204>41票))
    • 【アニソン部門】各作品の合計投票数は「ハガレン」(計4581票)、「種」(2301票)、「バッカーズ」(450票)とまたまた順当な数字。
    • なんか一生懸命計算したけど、特に意外な数字は出ませんでした。
    • じゃあ、コメントに付随している年齢にでも注目してみるか、と言うことで……「ハガレン」(平均年齢17.9歳 サンプル数:39)、「種」(平均年齢21.5歳 サンプル数:34) どちらも思っていたより平均年齢が高めでした。もうちょっと細かく見てみます↓
    • ハガレン」小:2 中:16 高:10 大:5 以上: 6 (人)
    • 「種」   小:1 中: 5 高: 9 大:6 以上:13 (人)
    • ハガレン」は、やっぱり中学生の支持が多いですね。「種」は意外と大人が支持しているのか… まあ少ないサンプル数なので何とも言えませんが。
    • やっぱり、おもしろい数字は出ません、無駄骨でした_| ̄|○
    • それよりもアニメグランプリ第2部がたった3ページです。5人分の意見しかないし。こっちの方が楽しみなのに…
  • 珍しく「サヴァイヴ」のページがあります。エピソードリスト位ですが。

今月は他には特になく、ちと満足度低めでした。
追記:http://www.syosyo.com/archives/000351.html こちらでアニメグランプリ結果の数字の詳細が見られます。

魔法少女隊アルス Destiny 4 妖精エクー

脚本:小原信治 演出:清水保行 絵コンテ:清水保行 作画監督:清水保行
御存知の通り、本当は16:9で作ってある作品を4:3にトリミングして放送している本作ですが、そのトリミングの仕方にも工夫があることに気が付きました。(公式の画像と見比べてhttp://www.tweeny-witches.com/story/04.html
ただ左右を同じ幅、切り取っているわけじゃなかったんですね(^_^;)…もちろん同じ幅だけ切り取っている場面もありますが。
右側の背景が暗くて不必要だと思えば右側を切る。逆に、左にキャラ右に背景の場面、素人考えでは前述と同じように背景を切りそうですが、そうするとキャラの位置がわかりにくくなるのでキャラを含めて左側を切る。キャラが真ん中に位置していても、意図的に右側の背景を切り、キャラを右に寄せる。
1、2話に比べて俄然見やすくなった気がします。やさしい配慮かと。
ただ、後に16:9版を見た時、違和感を感じてしまうかもしれませんね。

名探偵コナン 第357話

OPが替わりました。いったい何回目かは知りませんが(^_^;)
前回のOPも今までの中で一番の出来かな、と思いましたが今回のやつも甲乙つけ難しと思います。
最初の20秒間、コナン君のアクションシーン一連の流れの中で、スケボー→追跡メガネ→麻酔銃→変声機→シューズ→サッカーボールを続々と紹介していきます。最後のバク宙しながらボールを蹴るシーンも格好いいのですが、よくこの短時間にアイテム紹介を盛り込んだものだと感心します。
その後、カットごとの繋がりに特に意味はないと思いますが、人物紹介をしている主要シーンが少しおもしろい趣向かと。子供達が映っている時は水平視点ですが、大人達が映る時は目線が下方向だったり、又はかがんだりと……、これはコナン君視点で人物を見ているという設定なんでしょう。(ビデオカメラでも持って撮っているんでしょうか?(笑)まあ、映っている人物のそれぞれのリアクションから、無意識だけど視聴者にはそれとなく伝わっていると思います。
最後のお約束の全体集合シーン(何しに集まっているのかは不明)、細々と動いてます。少なくともEセル位までは重ねているかと……お疲れさまです。
正直、こう何回もOPが変わってはネタもないだろうし、タイアップの歌と合わせるのも大変だと思うので、苦労が絶えないかと。

うーん、演出・コンテは不明です。たぶん監督の佐藤真人さんだと推測しますが…、あと本編のキャラデザもとみながまりさんに替わりました。
本編は…見てません(-_-;)

Get Ride! アムドライバー stage3 ボーダタック

脚本:並木さとし 演出:山口晋 絵コンテ:山口晋 作画監督:山口晋
3話目にして、すぐに見返したくなるよな回が来ました。もうスロー・コマ送りの連続で。
この作品、話はオーソドックスでキャラクターも嫌味がないので、まあ淡々と見続けていくだろうな〜、と思っていたので嬉しい誤算です。

  • このシーンがよかった
    • パフがヘルメットを外して、髪をなびかせる所が丁寧
    • 壁に吹き飛ばされるジェナスをロングとアップで詳細に
    • 崖から飛び降りるパフの浮遊感と煙エフェクト
    • 一人が逆さになり踏み台となってジャンプするシーンが奇抜
    • 木に刺さったボードを抜くジェナスの見事なアクション
    • セラがボードから転げ落ちる所が丁寧
    • ラスト、敵を破壊するジェナス
    • 全体的に多種多様なエフェクト

才能ある人が演出・コンテ・作監を一人でこなすと、これだけ統制のとれたいい物が出来るんですね。再度、担当されることを切に望みます。
しかしアムドライバーって実は格好いいかもしれません(笑 これだけ格好よく描ければ、玩具も売れてスポンサーも納得しそうですし。
最後に内容についてですが……、うん、セラっていい子だなーっと。

マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第3話 水色の旋律

脚本:早川正 演出:後信治 絵コンテ:後信治 作画監督:立田眞一
ゲス、おもしろ過ぎです。でも今回限りのゲストキャラなのかな? だとしたら、もったいないです。ちょっとカーデシア人に似ているかも(笑
今回二度目となる俺作監の立田眞一さんは、ローテーション入りみたいですね。前回はシリアスな話を担当していて絵柄が合ってる、とか思いましたけど、崩し絵やギャグ絵が栄えるという点で、今回のようなコミカルな演出にも向いているようです。
また一つピッチを見る楽しみが(笑

魔法少女隊アルス Destiny 2 百匹の妖精

脚本:小原信治 演出:青木康浩 絵コンテ:青木康浩 作画監督:青木康浩 美術監督:東潤一
不敵なアルス、役目を全うしようとするシーラ、フォローに廻るエバ、と少しづつ性格が描かれてきたようです。
「妖精は魔女族におけるキトクケンエキです」 キトクケンエキ? 既得権益ですか。難しい言葉を使ってくれます。わからないので調べてしまいましたよ。
し・か・し、本来16:9で作られているものを4:3で放送するのは無理があります。両端で見切れているキャラが不憫と言うか、表情もよく見えないので不満が残ってしまいます。画面上下が真っ黒でもいいから16:9で放送して下さい、と大人気なくNHKに要望を出してしまいました。(製作側の意向なら諦めますが…)
あとは…

  • やっぱりOP・ED・スタッフロールなし、サブタイも何話かの表記なし。
  • 前回は18:38:28から始まり9分9秒間で、今回は18:37:57から始まり8分33秒間の放送。
  • 演出・コンテ・作監は同一人物が担当。